佐久間地域住民講演会の開催

 去る12月5日土曜日の午後、在宅医療介護連携推進のための住民向け講演会が、高齢者相談センター(地域包括支援センター)北遠中央の主催で行われました。会場が佐久間保健センターだったので、中部区、半場区の皆さんを中心に大勢の皆さんの参加がありました。

 ここでの暮らしを続けるために~これから私たちができること~というテーマで、当院寺田医師、副院長、院長の順にリレーでお話をする、という形の講演会でした。

 寺田医師は、生活の延長としての自分の最期の過ごし方を元気なうちから考え、家族と話をしておこう、それは年を経て変わることがあるので、お互い何度でも話し合おうということが協調されました。

 続いて伊藤副院長からは、佐久間病院での医療の現状と佐久間地域が置かれている状況を詳しく話され、この地域で可能な医療・福祉サービスでこの地域をしっかり支えたい、と頼もしいお声掛けがありました。

 最後に三枝院長から、まとめとして地域包括ケアのお話。住み慣れた地域で暮らし続けるために必要なことは地域全体でしっかり築いていきたい、と住民の皆さんへの協力もお願いしました。

 自分らしい暮らしを最後まで続けたいという気持ちをそれぞれが大切にし、自分の事、地域の事としてみんなで支え合っていきましょう。

 ここに暮らすご本人と遠くの家族との関わりが保ちにくいこともあります。心配な時は、ここ『佐久間ネットワークあんじゃないネ』☎053-965-1795 に遠慮なくお問い合わせください。